こんにちは、さこまよです。
私は今年の夏、ローマからアマルフィ海岸~カプリ島を旅しました。
実は、最初はアマルフィ海岸しか行く予定がなかったのですが、いろいろ調べていたところ、「どうやらカプリ島とやらが近くにあるらしい」ことを知り、ついでに立ち寄ってみることに。
そんな軽い気持ちで訪れたにもかかわらず、
「な、なんと魅力的な場所なんだ!!!」
と、強く衝撃を受けてしまい、急遽予定外で2泊することにしたほど、それはそれは素敵な島でした。
今回は、そんなイタリアのカプリ島についてご紹介します!
カプリ島とは?

カプリ島はイタリア南部のティレニア海にある島。
「青の洞窟」で有名なので、みなさんも一度はその名をお聞きになったことがあるかもしれません。
面積は10㎢と小さな島ですが、古くはローマ皇帝のアウグストゥス帝やティベリウス帝にも愛された、歴史あるリゾートアイランドとして知られています。
ナポリからはフェリーでおよそ1時間程度と近く、ベスビオ火山で有名なポンペイ遺跡やアマルフィ海岸からも近い距離にあるので、同時に訪れることもできます。
また、夏には世界中からセレブリティが集まる島としても有名です。
ベストシーズン、天気はどうなの?

カプリ島のベストシーズンはずばり夏です。
具体的には6月から9月と言われています。
「青の洞窟」に入れる確率が夏が圧倒的に高いことと、リゾート地であることから、冬はレストランやホテル、ブティック等も閉まってしまうところが多いからです。
ただし、夏の日差しはとっても強く、体感としては本土より暑いので、日焼け対策とサングラスは必須です。
地区・地域について
カプリ島には主に2つの町があります。観光で行く際に覚えておくべきなのは「カプリ」と「アナカプリ」。
高級リゾートホテルや観光客が多く集まる中心地は「カプリ」です。
私が行った個人的感想ですが「アナカプリ」は、より庶民的というか、地元の方が多く住んでいそうな地域で、「カプリ」はセレブが集まる非日常のリゾート地という印象を受けました。別荘なんかも多いみたいです。
ナポリやアマルフィ方面からのフェリーが寄港する港は「マリーナグランデ」と言い、観光客はまずこちらの港に着きますが、 「カプリ」の町の中心地に近いですので、どちらかというと、「カプリ」エリアに滞在したほうが交通の便が良かったり、カプリ島のセレブな雰囲気を存分に感じられることができると思います。
詳しくは後述。
カプリ島のオススメ観光スポットは?

それでは、具体的にカプリ島の見どころについてご紹介します!!
ここさえ押さえておけば間違いなし♪なオススメスポットを、アクセスの仕方とともにお伝えします。
青の洞窟

さて、言わずと知れた「青の洞窟」。
波が穏やかで、天気の良い日しか入場することができません。
入場できるかどうかは、マリーナ・グランデのチケット売り場で確認することができます。
青の洞窟への行き方と、鑑賞のコツについては以下の記事で詳しく記載しています。
モンテ・ソラーロ

カプリ島で一番高い山、モンテ・ソラーロ。
ここは個人的に絶対オススメしたいスポットです。
山頂からはカプリ島が一望でき、青い海と青い空の絶景とさわやかな風がとっても気持ち良いです。
山頂へはリフトで登りますが、まるで空を飛んでいるような感覚になります。

山頂にはカフェがあり、心地の良いソファや、絶景を見渡せるテーブル席などがあり、のんびりするにもとてもオススメのスポットです。


写真はモンテ・ソラーロから下を見下ろした時の景色。
青い海の上には白いボートが浮かび、とても綺麗な風景が広がっています!
モンテ・ソラーロへは、カプリの町から「アナカプリ」までバスで行き、バス停を下りてすぐのところに山頂へのリフト乗り場から登ることができます。
注意点としては、17時で頂上行きの最終リフトが終わってしまい、帰りのリフトも17時半が最後なので、余裕をもって登ることをオススメします。
ウンベルト1世広場とその周辺

カプリの町の中心地、ウンベルト1世広場。
この広場からカプリの町が迷路のように広がります。
でも、ただの島の田舎町と侮るなかれ。
広場から細い路地に入ると、すてきなブティックや海が見える絶景レストランなど、おしゃれなお店がたくさん。


おどろくのはハイブランドのお店がたくさん、おそらく普通の人が知っている有名どころのブランドが全て立ち並んでいるといっても過言ではないくらい。


そして、夜は観光客が老若男女問わず皆ドレスアップして街に繰り出します。
町中でジャズライブが開催されていたり、毎晩がパーティーのようです。

アウグスト公園


ローマ皇帝アウグストゥス帝にちなんで名付けられた公園。
カプリの町の中心部にあり、ホテルがこの辺りにあれば歩いてすぐに行くことができます。
元々はドイツ人起業家の別荘だったそうですが、ここから見える海や「ファラリオーニ岩礁群」という海の浸食によってできた3つの巨大な岩を臨む絶景が見どころです。
マリーナ・グランデ

まずは誰もが最初に訪れる港、マリーナ・グランデ。
青の洞窟を待つ際のお買い物やカフェでのんびりすることができます。

マリーナ・ピッコラ

マリーナ・グランデ「大きい港」に対して、マリーナ・ピッコラは「小さい港」。
カプリの町からマリーナ・ピッコラ行きのバスが出ています。
歩いても行けるかもしれませんが、坂道であることと、道が狭く車も結構通るのでバスで行ったほうが無難。
有料の海の家が2つほどあり、タオルやサンベッド貸し出し、シャワーや更衣室利用がついて1日50ユーロほど。
レストランやバーが併設されていて屋根があるサンベッドのエリアもあるため、1日のんびりできます。
夏でも18時には営業が終了してしまうので早めに行ってのんびりしたいところです。
一方、無料のビーチもあり、少し入ってすぐ帰りたいという方はこちらもオススメ。
砂利の浜なので敷物がないと少し痛いですが、水はとてもきれいです。
帰りのバスはとっても混み、乗るまでに20~30分ほど並びます。
タクシーも定期的に来るので、並ぶのが嫌な方はタクシーも利用できます。
おわりに
いかがでしたか?
イタリア旅行を計画される際はぜひ、カプリ島への立ち寄りをご検討してみてください。
きっと夢のような非日常を堪能できることと思います。