運次第?カプリ島の青の洞窟に確実に入る方法!

青の洞窟 イタリア
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今回はイタリアのカプリ島と言えば、有名な青の洞窟への行き方と入る方法についてです。
青の洞窟は、季節を外してしまうと、「3日間滞在したけど1回も入れなかった!」という残念な結果になってしまったり、時間を間違えると船の上で長時間待たされたり、と、意外に難易度の高い観光スポットなのです。

ベストシーズンと入れる確率

ずばり、一番入れる確率が高いのは6~8月の間。
そのうち、晴れていて、波の穏やかな日に限られます。
6~8月の入場率は約8割ですが、12~2月はなんと1割前後まで確率が下がってしまいます。

また、午前と午後なら午前中をオススメします。
午前中のほうが入れる確率が高かったり観光客が少ないと言われています。
営業時間は9時から17時までなので、朝いちばんにチケット売り場まで行き、オープンしているかどうか聞き、チケットを買うのが良いでしょう。

私も8月の午前中に行きましたが、朝いちばんに行ったため、マリーナ・グランデからのボートにもすぐに乗れ、洞窟前での待ち時間も30分ほどだったと思います。

チケットの買い方

カプリ島、港

チケットはマリーナ・グランデの船着き場の近くにあるキオスクやチケットボックスにて購入できます。
写真左上の「Grotta Azzurra」という看板のある小さな建物で、タクシー乗り場の横にあります。

ここで販売されているチケットは洞窟までいく往復の船の乗船用チケットです。
1人15ユーロ
チケットが売り切れるということはありません。

チケットを買ったら港の小さなボートがたくさん並ぶ桟橋まで行き、そこから青の洞窟行きのボートに乗ります。
ほかにも「黄色の洞窟」や「緑の洞窟」行きの列もあるので間違えないように、周りに聞きながら列に並びましょう。

青の洞窟行きのボート

ボートで15分ほど行くと、青の洞窟が見えてきました!

青の洞窟入り口

青の洞窟は写真右側の小さな穴のような部分。
そして、写真左側の白い船が、洞窟の入場料を払うチケット売り場です。
乗ってきたボートから、入場料の小さいボートに乗り換えると、売り場まで連れていかれるので、ここで1人14ユーロを支払います。

青の洞窟に入る際の注意点と知っておくと良いこと

青の洞窟待機ボート

写真は洞窟の前の様子。
小さなボートに乗るまでは港から乗ってきたボートで待機します。
ほかにもたくさん順番待ちをしているボートやフェリーが周辺に浮かんでいます。
私たちが行ったのが朝の早い時間だったのですが、待っている間にどんどん船がやってきました。
もっと遅い時間だともっと待つそうです。
日差しが強く、気温もどんどん上がってくるので日焼け止めとサングラスは必須です!

青の洞窟待機ボート上

さすがヨーロッパ人、待ち時間も優雅に日光浴の時間にしちゃっていました。
そして手前の日傘は日本人のカップル。
国民性がでますね!

30分ほどボートの上で待った後、ようやく順番が回ってきました。
ところで、洞窟のすぐ横に地上から下りてくる階段があり、そこで待っている人たちもいました。
バスで地上から行くルートもあるので、船酔いが不安な方などは陸路をご検討ください。
下の写真の右側の階段で待っている列がそれです。

青の洞窟入場待ち

小さいボートには船頭さんが一人おり、順番に乗ってきたボートから乗り込みます。
小さいボートは4人まで同時に乗ることができました。
ボートの床に直に座るので汚れてもいい服で来てくださいね。
また、万が一濡れる恐れもあるので、貴重品だけ身に着けて大きな荷物は乗ってきた船に置いておきましょう。
カメラやスマホも首にかけるなど、うっかり海に落とさない工夫があると安心。

青の洞窟カヌー

小さいボートに乗りこんで、洞窟の入場料を払った後、入口付近へ進みます。
そこでも順番に1艘ずつ入るので少し待ちます。
写真は順番待ちの様子。ドキドキ・・・

青の洞窟に入場

前のボートが入っていきます。
船頭さんが洞窟から延びる鎖を引っ張り手繰り寄せながら中に入ります。
乗客は寝転んで頭を洞窟にぶつけないようにします。

青の洞窟に入る直前

さて、いよいよ我々の番!

青の洞窟入場中

直前で寝転がって・・・

船頭さん

ひゃーーーー

狭い!!暗くて何も見えない!!

青の洞窟入場直後

はい、入りました。
ここで、コツを一つ。

入ったらすぐ振り返って!!!

入った直後は後続のボートが移りこまず、きれいな青と洞窟の入り口が撮れるシャッターチャンス!

青の洞窟、絶景

中に入ると洞窟の中をぐるりと一周してくれます。
その時、船頭さんがイタリア語の歌を熱唱してくれました。
何の歌かわからなかったのですが、雰囲気的には「サンタルチア」的な感じ。

青の洞窟の中

ぐるっと洞窟内を一周。
フラッシュは焚かないほうが綺麗に撮れます。
私はiphone6なのでスマホではうまく撮れなかったのですが、iphone8の父親のスマホは綺麗に撮れていました。
最近のスマホはすごいです。
ちなみにこの写真もiphoneで撮ったもの。

私はミラーレス一眼で動画を撮っていました。
ここで注意点が一つ。

写真を撮るのに夢中で、肉眼で見るのを忘れないように!!笑

私もうっかりファインダーと画面越しにしか見ていなかったのに途中で気が付き、慌てて取り返すように目で見ました。
現代病の一種ですね(;^_^A

チップについて

お金

青の洞窟に入るときに乗る小さいボートの船頭さんからチップをせがまれます。
我々は洞窟に入って帰りの船に戻った後にせがまれましたが、何を言われているのか分からず、歌まで歌ってもらったのにチップをあげないというケチっぷりを発揮する形になってしまいました。
まさかチップが必要だと全く考えていなくて。
でも他のヨーロッパ人もあげたりあげてなかったりしてたので、必須ではないのかなとは思いますが。
一生懸命熱唱してくれたからちょっとかわいそうだったかなと思いました。
ごめんね、おじちゃん・・・(;^ω^)

ただ、人によってはコインがなくて高額紙幣丸まる持っていかれたという話も聞きますので、念のため細かいお金を用意していくといいかもしれません。

ローマ発 カプリ島・青の洞窟観光の日帰りツアーについて

青の洞窟には確実に入れる保障はないので、できればカプリ島に宿泊することをお勧めしますが、旅行の日数は限りあるもの。
しかし、上述したように、季節を選べば高確率で入ることができるので、時間がない方はローマからの日帰りツアーを利用するのもアリです。

オプショナルツアーを提供する「Veltra(ベルトラ)」では、ローマからナポリ経由で高速船でカプリ島に入り、青の洞窟を見学するツアーを提供しています。
個人で電車や船を乗り継いでいくのは結構大変な上に、日帰りで行くのはイタリア旅行に慣れた方でないとキツイですが、このツアーを利用すれば確実。
また、万が一青の洞窟に入れなかった場合も、代替のプランを用意してくれているので安心♪
以下のリンクからベルトラ公式HPをチェックしてみてくださいね。

カプリ島・青の洞窟(ローマ発)

 

おわりに

カプリ島マリーナグランデ

一通り洞窟を見て、ほかの乗客皆が船に戻ってきたら、またマリーナ・グランデの港まで戻ります。
海から見るマリーナ・グランデの港もカラフルでとてもフォトジェニック。

無事、戻ってきたらツアー終了。

いかがでしたか?
青の洞窟に行くまでにはいろいろと体力使いますが、一生に一度はぜひ見ておきたい絶景です。
シーズンを選んで何泊かすれば一度は入れるはずですので、皆様もぜひご検討ください!

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