こんにちは!さこまよです♪
最近、インスタグラムなどで話題になっているヴェネチアの近くにある離島「ブラーノ島」。
島じゅうの家が全てカラフルで、どこで写真を撮っても映える!ということで今大注目のスポットです!
そんなブラーノ島に先日行ってきたので、オススメ撮影スポット、レストランのご紹介とブラーノ島への行き方を解説したいと思います!!
ブラーノ島ってどんなとこ?

最近有名になってきたとはいえ、あまり詳しくご存じでない方もいらっしゃると思うので、まずは、簡単にブラーノ島の紹介をしますね♪
ブラーノ島はヴェネツィア本島から水上バスで約40分ほど離れた場所にある離島。
位置関係でいうとこんな感じ↓
ヴェネチアから北に約10キロほど行った場所にある、小さな島です。
漁師の住む町として栄え、漁に使う網を作る技術を転用して制作されたレースが特産品として有名です。
そんなブラーノ島ですが、一番の見どころと言えば、島全体に所狭しと並ぶ、家々。
こんな感じで、とってもカラフルなんです!!

こんな風に家がカラフルな理由は、漁師さんたちが濃霧の中でも自分の家を見つけられるように、と派手な色に塗り始めたのがきっかけだとか。
今では、自分の家の色を変えるには行政の許可が必要で、隣の家とは違う色に塗らなければならないという規制があるのだそうです。
それはそれで、日本でそんな規則作ったら絶対ブーイング起きそうだな、と考えてしまうけれども、島の人はそれぞれ自分の家に誇りを持っているんじゃないかなあと思えるほど、どの家も、カーテンの柄や色、窓枠の色などを可愛く配色したり、楽しんでいる感じがしました♪

黄色い家に赤のポスト、緑のドア、家の形をした表札、ナンバーの字体も可愛い↑

オレンジの壁に緑のストライプのカーテン、ピンクの植木鉢がオシャレ↑
もう、どこを切り取っても絵になっちゃうんだから、一度訪れたならどんな人でも「ちょっとここで写真撮って」「こんな背景で、こんなポーズで」と写真撮影に熱心になってしまいますよ♪
ブラーノ島への行き方
それでは、そんなブラーノ島への行き方をご紹介します!
ヴェネチア本島からは近いのですが、近くのムラーノ島で水上バスを乗り換える必要があったり、水上バスに乗り慣れていないうちはちょっと戸惑うこともあるので、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
ブラーノ島への行き方は以下の通り。
西回りの行き方と東回りの行き方がありますが、西回りの行き方が一番メジャーです。
サンタルチア駅から行く方法

サンタルチア駅を出た目の前の運河沿いにある「Ferrovia」という水上バス乗り場から、3番の水上バスに乗ります。
3番の水上バスはノンストップでムラーノ島まで行く一番早い水上バスなのでオススメ!
ここからは4.2番などでも向かうことができますが、各駅停車なのでご注意!

3番の水上バスに乗ったら、ムラーノ島「Murano Faro」という駅で降ります。
Murano Faroから12番の水上バスに乗り換えます。
乗り場は歩いてすぐ隣にある上、係員が誘導してくれるので間違えることはないでしょう。
F.te Nove(フォンダメンテ・ノーヴェ)から行く方法

F.te Nove(フォンダメンテ・ノーヴェ)はヴェネツィア本島からムラーノ島に一番近い水上バス乗り場です。
ムラーノ島へはここからが一番近いので、徒歩でF.te Noveまで行ってから水上バスに乗る方が早いことも多々あります。
F.te NoveのAという乗り場からは12番の水上バスに乗ってブラーノ島まで行くことができます。
F.te Noveまでは、サンタルチア駅前のFerroviaから4.2で行くこともできます。
サンマルコ広場付近から行く方法

サンマルコ広場からは「San Marco- San Zaccaria」という水上バス乗り場から、14番に乗って、リド島経由で行く方法もあります。
14番で「Punta Sabbioni」という乗り場で12番の水上バスに乗り換えるとブラーノ島に行くことができます。
その他、San Marco- San Zaccariaからは7番や4.1番でムラーノ島に行って、Murano Faroで12番に乗り換える方法もあります。
ブラーノ島からヴェネチアに戻るには

ブラーノ島からヴェネチア本島に戻るには、12番でF.te Noveまで行き、そこから各目的地行きの水上バスに乗り換えるか、徒歩で内陸部へと戻る方法が一番オススメです。
なお、サンタルチア駅に戻るには、F.te Nove Cの乗り場から4.1もしくは5.1に乗り換えてください。
ブラーノ島のオススメ写真撮影スポット

さて、ブラーノ島についたら、さっそく見える、カラフルな家、家、家!!
みんな写真撮影用にオシャレして気合入れて来ています!!
ここでは、インスタ映え間違いなし!な、とっておきの撮影スポットをご紹介します♪
オススメ撮影ポイントを上の地図にまとめました♪
一つ一つ、写真を交えてご紹介していきます。
2本の運河が合流する2本の橋の上から

上の写真は、ブラーノ島と言えば、まずはここで誰もが写真を撮るであろうという、一押しスポットで撮ったもの。
上の地図でいうと、①番の場所です。
水上バス乗り場から細い路地を通り、運河に抜けたところからまっすぐ、海に向かって歩くと2本の運河が交わる場所があり、2本の橋が架かっている場所です。
ここから写真を撮っている人も多いのですぐわかると思います。

橋からはどちらの方向を撮っても絵になる!!
Colorful Houses Lawn(カラフルな家々の芝)

Google上では「colorful Houses Lawn(カラフルな家々の芝)」と登録されています。
先ほどの運河から少し入ったところに広場があり、その先にはカラフルな家がたくさん立ち並んでいます。地図でいうと②番です。
とっても目立つのでここで写真を撮る人も多いです。

自分の服装と壁をコーディネートしてきているツワモノも!
ただし、家は民家で、公共スペースではありませんので、住人の方の迷惑にならないように、少し離れた場所から写真を撮るようにしましょう!!
運河の突き当る曲がり角

ここは地図でいうと③番、運河が大きく曲がる、角の場所から北側を撮影したもの。
とっても可愛いオレンジ色の壁に緑の家のコントラストが美しくて目立ちます。
ここはレストランのようです。
Bepi’s House(ベピの家)

ここはブラーノ島で一番カラフルな家と言われている、「ベピの家」!
地図でいうと④番です。
ここの家の主人だった通称ベピさんはキャンディー売りだったのですが、アートに造詣が深く、自らの家をカラフルに塗ったのだそう。
有名な場所なので訪れてみてくださいね♪
ただし、周りは民家なので静かに、撮影しましょうね!
レストランが多い通り

最後に、比較的水上バス乗り場に近いエリアですが、レストランが多くある地図でいうと⑤番周辺のエリアは活気があり、家もカラフルなので撮影スポットとしてもオススメです!

いかにもブラーノ島!という写真が何枚も撮れます♪

その他にも、細い路地や思いがけないところにお気に入りのスポットがたくさんありました!!
皆様もぜひ、お気に入りの場所を見つけてみてくださいね♪
ブラーノ島「ガルッピ広場」が楽しい♪

こちらは島で唯一の広場「Piazza Galuppi(ガルッピ広場)」。
少し傾いた塔がある教会のふもとにある、レストランや土産物やさんが並ぶエリアです。
活気があり、お店を覗くのも楽しいし、美味しいレストランも多いです。
TRATTORIA DA ROMANO(トラットリア・ダ・ロマーノ)
ブラーノ島は漁師の島だけあって、魚介類がとっても新鮮で美味しい!
そのため、レストランはどこに入ってもあまり外れがありません。
ここは私が実際に訪れてオススメなレストラン。

外観が可愛かったのでフラっと入ったのですが、店内の装飾や雰囲気が可愛すぎてびっくり!
イタリア人はテラス席が好きですが、このお店は店内で食べるのが正解♪
海鮮料理がとっても美味しくて、お店の人も優しく、素敵な時間を過ごせます。

Trattoria da Romano(トラットリア・ダ・ロマーノ)
住所:Via Baldassarre Galuppi, 221, 30142 Burano,Venezia VE, イタリア
営業時間:ランチ12:00~15:00、ディナー18:30~20:30
定休日:火曜日
Pastry Bakery Palmisano Carmelina(パルミサーノ・カーメリーナ)

ブラーノ島の伝統的なお菓子やケーキ、クッキーなどを扱うお店。
外観が可愛くて入ったらとっても良い香り!
独特なSの形やOの形のクッキーが有名らしいです。
硬めだけどサクサクしてて適度な甘さでクセになる♪
お土産にもオススメです。
Pastry Bakery Palmisano Carmelina(ペストリーベーカリーパルミサーノカーメリーナ)
住所:Via Baldassarre Galuppi, 355, 30100 Venezia VE, イタリア
営業時間:8:00~19:00
ブラーノ島へのオススメツアー

ブラーノ島への行き方は上述したとおりですが、水上バスをいくつか乗り継いでいく必要があること、また、水上バスのチケットは1回券で7.5ユーロ、24時間券だと20ユーロと、結構お高いんですよね。
一方、自力で行くよりも高くはなりますが、ブラーノ島と並んで必見のムラーノ島などにも連れていってくれるツアーが案外安くてオススメです。
効率的に回りたい人や、自力で行く自信のない方には以下のツアーがオススメです♪
Get Your Guideのブラーノ島オススメツアー!
こちらのツアーはブラーノ島に加えて、ヴェネツィアンガラスで有名なムラーノ島、トルチェッロ島まで連れていってくれる半日ツアーです。
しかも、値段が、2,185円/人~と激安!
単純に水上バスのチケット代が1回7.5ユーロで、ブラーノ島、ムラーノ島、トルチェッロ島までは何回も水上バスに乗る必要があるため、元が取れちゃっていますね!
これで儲け出ているの、Get Your Guideさん!?と聞きたくなりますね。
他にも、ブラーノ島とムラーノ島だけのツアーなどもいろいろあります。
要チェック!
VELTRA(ベルトラ)のブラーノ島オススメツアー
ベルトラのブラーノ島ツアーも種類がたくさんあります。
特に、以下のツアーは日本語かつ貸し切りなので自分のペースで、語学に自信のない方でも安心♪

ムラーノ&ブラーノ&トルチェッロ島 2島または3島の選べるプラン<貸切/日本語>
おわりに
今回は、ヴェネツィアの離島「ブラーノ島」についてご紹介しました。
ブラーノ島はカラフルで写真映えも抜群!
迷ったら行くべし!絶対楽しいスポットなのでヴェネツィアに行った際はぜひ寄ってくださいね。
オススメ撮影スポット、レストラン、ブラーノ島への行き方、オススメツアーなど、旅のご参考となれば幸いです♪