こんにちは!さこまよです。
今回は、タイ女子一人旅を経て、効率よく1日でバンコク三大寺院を回る方法をご紹介します!
また、お寺ごとに撮影スポット、インスタ映えスポットの紹介やランチにオススメなレストラン、ビューが美しいディナースポットも併せてお届けしますね。
タイ・バンコクの三大寺院とは?
さて、タイには本当にたくさんの寺院がありますが、バンコクの三大寺院とは一般的にどこのことを指すのでしょうか。
観光客に人気で、バンコクに行ったらまず押さえておくべき定番寺院は以下です!
- ワット・プラケオ
- ワット・ポー
- ワット・アルン
すべて王宮近くにあり、近接しているので効率よく回れば1日で観光することができます。
迫力がある大きな仏像(涅槃像)や、装飾がきれいな本堂がある寺院、装飾が可愛くてライトアップが綺麗だったり、見どころたっぷりですので、のんびりしていると閉館時間に間に合わず1日で回り切れなかったりすることがありますので、この記事を参考にして効率よく回ってくださいね♪
三大寺院への行き方
上記地図を見ていただくと分かるように、3つのお寺は近接しており、チャオプラヤー川流域からほど近くにあります。
バンコクのサヤームエリアなどからタクシーで行くことができますが、バンコクはとっても道が混むので、移動時間が予想外にかかる可能性が大きいです。
そのため、三大寺院にアクセスするための、安くて一番効率の良い交通手段が「ボート」です!
チャオプラヤエクスプレスボートというボートに乗っていきますよ~!
チャオプラヤエクスプレスボートとは?

チャオプラヤエクスプレスボートとは、その名の通り、チャオプラヤー川を走る定期船です。
BTSサパーン・タクシン駅すぐ近くに「サトーン船着き場」がありますので、そこから乗るのが一般的です。

http://www.chaophrayaexpressboat.com/en/services/map-print.asp
チャオプラヤエクスプレスボート公式サイトより
航路は長く、観光客だけでなく市民の方々の通勤通学などの移動の足としても多く利用されています。
三大寺院に行くには、上の航路図の10番「マハラート(Maharaj)」船着き場まで行きます。
それでは、チャオプラヤエクスプレスボートの詳しい乗り方を見ていきましょう!
チャオプラヤエクスプレスボートの乗り方
まず、BTSシーロム線「サパーン・タクシン」駅まで行きます。
電車の乗り方は以下の記事で詳しく説明していますので見てみてください。
サパーン・タクシン駅を下りたら、2番出口へ向かってください。

2番出口を出たら、まっすぐ進みます。

ここをまっすぐ行くと、以下のようなところに出ます。

ここを左です。
するとチケット売り場、乗船待機列が見えてきます!

船着き場へ向かうと、スタッフの人がたくさんいて、外国人とみるや「ツーリストボート」のチケット売り場に連れていかれます。

ツーリストボートは、その名のとおり、観光客向けのボートで、英語ガイドがあり、主要な駅にしか止まらないので速いです。
また、60バーツの乗船料なので、一般のボートより高く、観光客しか乗っていません。
そのため確実に座ることができ、快適です。
特に、三大寺院を回る時は時間の節約が大切なので、私はこの「ツーリストボート」をオススメします。
ただし、朝早く行く場合などは動いていないので気をつけてください。
ツーリストボート基本情報
毎日運航
運航時間:9時から17時まで
運航間隔:30分
料金:60バーツ(2019年1月現在)
サトーンからマハラートまで約30分

船内はこんな感じです。↑
オススメは進行方向の左側の席です。
ワットアルンが見えてくるとテンションが上がります。
風を切って走るのが気持ち良い~~
そして、チケットですが、船の中でスタッフの方に提示を求められるまで大切に持っていてくださいね。

無事、ボートに乗れたら、30分ほどで王宮エリア最寄り駅「マハラート船着き場」に着きます。

はい、そこで、このマハラート船着き場からどのように回ったらよいかを次の項目から詳しくご説明します♪
なお、マハラート船着き場の一つ前の駅、ターチャン(Ta Chang)船着き場に停船するときもあるみたいなのですが、ツーリストボートは2019年1月時点ではターチャン船着き場は素通りでした。
チャオプラヤエクスプレスボート公式HPでは時刻表や航路を詳しく記載しているので見てみてくださいね。
チャオプラヤエクスプレスボート公式HP
三大寺院の効率の良い巡り方
三大寺院を回る順番は、ずばり、これ!!↓
- ワット・プラケオ
- ワット・ポー
- ワット・アルン
というのも、ワット・プラケオのチケット販売が15時半、と一番早く終わってしまい、ワット・ポー→ワット・アルンの順番で閉館時間が遅くなるからです♪
以上を加味して、オススメレストランやカフェなどのスポットを盛り込んだ観光モデルプランをご紹介します!
巡るルート
9時半…サパーン・タクシン駅からサトーン船着き場へ
↓
10時…サトーン船着き場を出発(チャオプラヤエクスプレスボート)
↓
10時半…マハラート船着き場に到着
↓
10時45分…ワット・プラケオに到着
↓ (ワット・プラケオ観光)
11時45分…ワット・プラケオを出る
↓
12時…クルア・クン・クング(Krua Khun Kung)でランチ
↓
12時45分…クルア・クン・クングを出る
↓
13時…ワット・ポーに到着
↓ (ワット・ポー観光)
14時…ワット・ポーマッサージスクールで極楽マッサージ
↓
15時…ワット・ポーを出る
↓
15時15分…ブルーホエールカフェで一休み
↓
16時15分…ターティアン(Ta Tien)船着き場から渡し船に乗る
↓
16時20分…ワット・アルンに到着
↓ (ワット・アルン観光)
18時…ワット・アルン船着き場から舟に乗る
(ここから分岐点!以下オプション)
【オプション①~夜景堪能コース~】
18時…ワット・アルン船着き場から渡し船に乗る
↓
18時5分…ターティアン船着き場へ戻る
↓
18時15分…ザ・デック到着
↓ (食事をしながらワット・アルンのライトアップ※18時半から~を見る)
19時15分…ザ・デックを出る
↓
19時30分…ターチャン船着き場まで戻る(注:最終オレンジラインは19時40分頃)
↓
19時40分…チャオプラヤエクスプレスボートに乗る
↓
20時10分…サトーン船着き場へ戻る→サパーン・タクシン駅へ。
【オプション②~時間に余裕をもってサパーン・タクシン駅へ戻るコース】
18時…ワット・アルン船着き場からチャオプラヤエクスプレスボートに乗る
↓
18時半…サトーン船着き場へ戻る→サパーン・タクシン駅へ。
巡り方の解説
三大寺院だけでなく、周辺のオススメレストランやカフェも併せてご紹介しました!
ご紹介したカフェやレストラン以外にも、たくさんの見どころがあります。
例えば、古い町並みが残る「旧市街」や、バックパッカーの聖地「カオサン通り」など。
ですが今回は、三大寺院を1日で巡るために、観光のついでに無理なく寄れる、オススメスポットのご紹介となっております。
また、夕方からのオプション①と②ですが、私的にはぜひ、ワット・アルンのライトアップを見てほしいので、オプション①を断然オススメするのですが、いかんせん、チャオプラヤエクスプレスボートの運航が終わってしまうので、最終便に乗るにはターチャン船着き場まで戻らなければなりません。
「最終」と言われると若干焦る上に、(大通りで人通りも多いので大丈夫かと思いますが)ターチャン船着き場までの道が暗めなので、不安な方はワット・アルン船着き場からそのまま下りのボートにのってサトーン船着き場へ戻る選択肢もあります。
ただ、最悪最終便を逃しても、タクシーはたくさんいるので、ライトアップを見てからタクシーやGrabで都心部へ戻ればいいだけの話ですがね。
しかし、やはり道が混むので、できれば船がオススメです。
ワット・プラケオへの行き方

ワット・プラケオは、三大寺院の中でも最大で、王宮に隣接しています。
また、チケット販売時間終了時間が一番早いため、一番最初に訪れるべき寺院でもあります。
ワット・プラケオ基本情報
開館時間:8時半から16時半まで(チケット販売は15時半まで)
休館日:なし
入場料:500バーツ
なお、記事が長大になってしまうので、ワット・プラケオまでの道順、見どころ、インスタ映えスポットは別記事でご紹介しています♪
お昼はここ!チャオプラヤー川沿いのオススメレストラン、Krua Khun Kung(クン クング レストラン)

三大寺院の周辺にはたくさんのレストランがありますが、どのレストランも「観光客向けで価格は高いのに味はどうなの?」と不安になってしまったりします。
バンコクで食事を楽しみにしている方も多いと思いますが、「貴重な1食分を適当に済ませたくない!」という方にオススメのレストランをご紹介します!!
ご紹介する「クルア・クン・クング(Krua Khun Kung)は地元の方やタイ人が多く集まる人気タイ料理店。
川で取れた魚介類を使った料理が豊富で、味は評判!
また、チャオプラヤー川沿いに建っているので、テラス席でチャオプラヤー川沿いの風景を眺め、川から吹く風に当たりながら、食事をすることができます。
ただし、とってもわかりづらいところにあるので、「諦めて別のところに入った」などという報告も聞かれるほど。
基本情報
住所:77 Maha Rat Rd, Khwaeng Phra Borom Maha Ratchawang, Khet Phra Nakhon, Krung Thep Maha Nakhon 10200, Thailand
営業時間:11:00~22:00
以下の記事では、クン クング レストランへのアクセス方法と、メニューなどについてご紹介しています♪
ワット・ポーへの行き方

ワット・ポーは別名「涅槃寺」と呼ばれます。
その名の通り、超巨大黄金涅槃像が仏堂に横たわっていることで有名。
また、もう一つの見どころが、タイ古式マッサージ!
ここはタイ古式マッサージの総本山の学校が境内にあるので、疲れた体を癒すのにうってつけ♪
基本情報
開館時間:8:00~16:30
休館日:なし
入館料:100バーツ
ワット・ポーの詳細は以下の記事でご紹介しています♪
休憩はここ!ブルーホエールカフェで青いラテを飲む!

さて、ワット・ポーを出たら、次はワット・アルンに向かいます。
が、その前に!
せっかく王宮エリアに来たのならぜひ立ち寄っていただきたいインスタ映えカフェがあります♪
それは、青いラテで人気の、ブルーホエールカフェです!
基本情報
住所:392/37 Maha Rat Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon
営業時間:10:00~20:00
休業日:木曜日
ブルーホエールカフェの詳細は以下の記事で説明していますので、ご覧ください♪
ワット・アルンへの行き方

仏塔の白い壁の上にパステルカラーのタイルや絵が施され、とっても可愛くてインスタ映えする!と話題のワット・アルン。
夜にはライトアップされて、対岸から見る景色は絶景!
別名は暁の寺。
暁の寺だけど、夜の夜景がオススメ♪
基本情報
開館時間:7:30~18:00
休館日:なし
入館料:50バーツ
詳細は以下の記事で♪
ワット・アルンのライトアップ オススメ鑑賞スポット
さて、ワット・アルンを十分に堪能したら、再び対岸のターティアン船着き場へ戻りましょう。
ワット・アルンのライトアップは18時半から始まるので、対岸に戻ってライトアップを見ます。
絶対、オススメです。
ここで対岸へ渡ってしまい、18時半からのライトアップを見てからワット・アルン船着き場に戻っても、帰りのチャオプラヤエクスプレスボートは終わってしまっています。
また、ターティアン船着き場からもこの時間はボートが出ていませんので、サトーン船着き場へ戻るにはターチャン船着き場まで行く必要がありますので要注意です!
タダでワット・アルンのライトアップを見るには?
ライトアップがタダできれいに見えるスポットはずばり、ここ!
ちょっと場所が分かりづらいので、以下の記事で詳しく説明しています。

写真は昼間ですが、ライトアップがきれいに見えます♪
ワット・アルンのライトアップが綺麗に見えるオススメレストラン&バー、「ザ・デッキ(The Deck)」!
お次は、飲食代を払う必要はありますが、特等席でワット・アルンのライトアップを楽しむことができるオススメレストラン&バー「ザ・デッキ(The Deck)」のご紹介!
基本情報
住所:Arun Residence, 36-38 Soi Pratoo Nok Yooug, Maharat Rd
営業時間:11:00~22:00(最上階のバーは17:00~24:00)
休業日:なし
1階~3階がレストランになっており、最上階がバーになっています。
人気店なので、レストランには予約が必要です。
予約をしていない方は、最上階のバーなら入れることが多いので、ぜひチャレンジを♪
(ちなみに私も予約をしていなかったのですが、バーには入れました)
こんなきれいなライトアップが見えます!!

私は日没直後のライトアップが好きです。

うっとり・・・
これがバンコクの旅のハイライトと言っても過言ではないかもしれないと思うほど、きれいでした。
ザ・デッキへの道順など、詳細は以下の記事でもご紹介しています。
三大寺院から帰る方法
さて、そうこうしていると、時間があっという間に過ぎていきます。
ここで、注意しなければいけないのは、ワット・アルンのライトアップを見た方は、ワット・アルンから出る帰りのボートはすでに終了してしまっています!
また、最寄りのターティアン船着き場から出るボートも全て終了しています。
なので、ボートで帰ろうとするなら、19時40分頃に出るチャオプラヤエクスプレスボートの最終にターチャン船着き場から乗ります。
急げ~~~!
先ほども述べましたが、ターチャン船着き場まで戻る夜のマハラート通り(Maharat Rd)は少し暗いのでちょっとドキドキ。
でも、人通りは多いので大丈夫です。
とはいえ、女子一人の場合は早歩き!
私もギリギリ、最終便に滑り込みセーフ!

最終のオレンジラインも終わってしまったよという方は、タクシーかGrabで配車して陸路で帰りましょう。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、三大寺院を一日で効率よく回るためのモデルコースと、併せて立ち寄りたいオススメレストランやカフェ、チャオプラヤエクスプレスボートの乗り方などをご紹介しました。
かなり網羅的にご紹介しているので、旅の一日の計画を立てる参考にしていただければ幸いです♪
バンコク三大寺院へのアクセス抜群のオススメホテルについては以下の記事をご覧ください♪
上記内容を網羅したオススメのツアー!
さて、上記では自力で三大寺院をめぐり、ワットアルンのライトアップまで見て自力でホテルに戻る、プランをご紹介しました。
もちろん、女子一人でも行けたので問題はありませんが、「ちょっと体力に心配がある。。。」という方や「できればホテル送迎してほしい」、「船の時間を気にせずにザ・デッキで食事がしたい」、という方のために、オススメなツアーがありますので、ご紹介します!
タビナカツアー:三大寺院めぐり<ホテル送迎+ワットアルンの夜景ディナー>
タビナカというツアー会社は、主にアジア圏に力を入れているオプショナルツアーをたくさん催行している会社さんで、日本語ガイドとホテル送迎をしてくれる心強い存在! ご紹介したツアーも一人8,990円なので、各種交通費やお寺の入場料、ディナー代を考慮してもとってもお手頃だし、より快適な旅を目指すなら絶対オススメです。