厄除け開運!淡路島七福神めぐりとは?楽しみ方と参拝ルート♪

護国寺 国内旅行
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こんにちは!さこまよです。
新年明けましておめでとうございます!

今年もいい年になるといいなあ~~、でも、私なんと今年、本厄なんです・・・
前厄の昨年も、悪い年ではなかったけど、山あり谷あり、特に仕事面でアップダウンがあった気がするので、今年もちゃんと厄払いをしなければ!!と意気込んでいました。

そんな中、淡路島七福神めぐりを勧められ、新年早々、意気揚々と行ってきました♪

ただ、七福神の名のとおり、お寺は全部で「7」つ。
一日で回るには結構な時間がかかるので、効率性が要求されます!!

そこでこの記事では、七福神めぐりの楽しみ方やお寺の紹介に加え、どのように回るのがオススメか、またかかる時間と立ち寄りオススメスポットをご紹介します!!

淡路島七福神って??

七福神フリー素材

そもそも、淡路島七福神とは一体なんぞや?
どういうご利益があるのでしょうか?

簡単に歴史と各お寺のご紹介をいたします。

淡路島七福神の歴史

古事記や日本書紀などの神話によれば、日本をつくった「イザナギ」「イザナミ」が最初に産んだ島が淡路島だとされています。
それゆえか、淡路島には数多くの史跡や文化遺産があり、400余りの古刹の神社仏閣が点在しています。
とりわけ七福神信仰は淡路島の町や村の風土の中で厚い信仰を集めてきました。
古くから幸福を招くと言われている七福神をそれぞれ祀るお寺が広く全島に存在し、まさに淡路島そのものが七福神乗り合いの宝船に見立てられます。
今では、お正月には地元だけではなく、四国や阪神から多くの参拝者が訪れます。

お寺のご紹介

それでは、七福神をそれぞれお祀りする寺院をご紹介します。

八浄寺

八浄寺は大黒天をまつる寺院で、七福神霊場の総本院でもあります。
我が国唯一の瑜祇七福之塔があります。

大黒天は裕福の神。
大黒様がもつ「ふくろ」は「福労」とも言い、苦労をいとわず、その積み重ねをため込むための袋という意味があるのです。
この袋から、心身ともに裕福な人生が、右手にもつ打出の小槌からあふれ出るそうです。
打出の小槌は「怠け心」「よこしまな心」「弱い心」を打ち振って、人の迷いを晴らします。

すなわち、苦労をいとわず怠けずに勤勉に働けば、おのずと裕福な人生が送れるよ、ということ。

う~ん。深い。
やはり楽して贅沢しようなんて心は捨てよう!って改めて思ったさこまよでした。

ご真言:おんまかぎゃらやそわか

八浄寺住所:淡路市佐野834

智禅寺

弁財天をまつるお寺。
日本庭園が美しいことでも有名です。

弁財天は河から生まれたとされ、河川の流れる音の「音楽の神」です。
そこから派生し「芸能の神」としても崇められています。
また、言葉遣いも音楽の一つ、常日頃の言葉ひとつひとつの他人を思いやることが大切であるという知恵を授ける「知恵の神」でもあります。
なお、弁財天は七福神唯一の女神であり、良妻・賢母の道を授けるともされています。

良妻賢母の神とのことで、熱心にお参りしたさこまよでした。

ご真言:おんそらそばていえいそわか

智禅寺住所:淡路市草香436

宝生寺

宝生寺は寿老人を祀るお寺です。
敷地内には渡ると長生きできるという橋があります。
いそいそと渡る人々。

寿老人は長寿の神とされています。
寿老人さまは手に桃を持っていますが、桃は若さのシンボル。
寿老人さまの持つ桃は美しく歳をとり、美しく老いていくことの大切さを示しています。
また、鶴と亀と鹿は長寿のシンボルとして大切にされ、美しく老いるには常日頃から鶴のごとく美しく、亀のように忍耐強く、鹿の様に注意深く俊敏に生きなさいという教えがあるそうです。

美しく=ダイエット、健康に気を使い
忍耐強く=すぐに怒らない、飽きない
注意深く=すぐに行動に起こして失敗しない

すべて私に足りないところですね、はい。
耳が痛くてございます・・・

ご真言:おんばさらゆせいそわか

宝生寺住所:淡路市塩田里326

万福寺

万福寺は恵美酒神をまつる寺院です。
ここのえびすさまは「恵比寿」ではなく「恵美酒」と書きます。
恵美酒と書くのは、他に兵庫県の恵美酒宮天満神社があるそうですが、珍しいですね。

また、ここの恵美酒さまは座っているえびすさま。
諸説ありますが、えびすさまはイザナギとイザナミの子で、七福神の中で唯一の日本出身の神様とされています。
えびすさまには実は立ったえびすさまと座ったえびすさまがおり、二人は兄弟で、座ったえびすさまは生まれつき足が悪かったため、海に捨てられてしまったのだと言います。
そして、海で修業を積み、漁師の網にかかったことで漁業の神としてまつられるようになったのが最初、と言われています。

ただし、諸説があり、上記はこの寺院で信じられている由縁です。

恵美酒さまは律儀の神。持っている鯛は「めでたい」「芽出る」の意味があり、何か良くなる兆し、何とかして解決しようとするその努力こそが幸福への芽であるといいます。

迷いなく人間らしく、一筋に生きぬけということの示唆だそうです。

私はここでおみくじを引きました。
「一つの仕事をやりぬけ」とのこと。
色々手を出そうとしてる私の耳には痛いお言葉でした。

ご真言:なむえびすたいじん

万福寺住所:南あわじ市賀集かじや87-1

覚住寺

覚住寺は毘沙門天を祀る寺院。
毘沙門天はその強そうな姿からもわかるように、勇気の神。
母親の愛に対して、父親の慈悲。
ただ、愛だけではこの世の中を生き抜くことはできません。
金の鎧で魔を寄せ付けず、悪業煩悩を押さえつけ、清く正しく力強く生き抜く勇気が必要という教えを授けます。

お寺自体もとても古く、推古天皇の時代に聖徳太子の勅命により創建されたと伝えられています。
淡路島最古の寺院の一つと言えます。

ご真言:おんべいしらまんだやそわか

覚住寺住所:南あわじ市神代社家343

長林寺

長林寺は福禄寿を祀る寺院です。
福禄寿は大望の神。
福禄寿さまの教えは「分を超えて求むることなく、財を費やさず、陰徳を積む者は福に恵まれる」「君親の恩を忘れず、行状を慎み、天分を守る者は禄に恵まれる」「飲食大酒を禁じ、色欲を慎み、気血を養う者は寿運に恵まれる」というものです。

他の人と一味違う大望を成すためには、上記のことを胸に置いておきましょうということ。

こちらも、深い。
ナンバーワンよりオンリーワンを目指そうぜ、そのためには自分のことを冷静に見て、無茶せずに行こうね!ということかな、と私は理解しました。

いつの時代も共通する心得ってあるんだなあ。

ご真言:おんまかしりそわか

長林寺住所:洲本市五色町都志万歳975

護国寺

護国寺は布袋尊をまつる寺院です。
布袋尊は和合の神。

この、にこにこの顔からもわかるように仲良く暮らせる人間の理想の姿を現したもの。
人の苦しみなどをすべて聞き、言ってはならぬことは耳たぶへ、清濁併せて飲み込んで、大きなおなかにため込んでいるといいます。
また、大きな袋は人々への贈り物だそうです。

個人的に、布袋様は私が一番好きな神様です。
太っちょでニコニコしてて、すごい可愛い!!
こんなおみくじも買っちゃいました。ちなみに全種類(全神様)あります。
集めても可愛い!1つ500円。この中におみくじが入っています。

布袋様にはすぐに怒らないで、嫌なことや怒りや恨み、ぐっと堪えていつもにこにこで人との仲を大切に生きていこうという教えがあります。
本当に最近怒ってばかりで敵をたくさん作ってしまう私にはとっても尊い存在です。
あ~でも、すべてため込んで我慢して、にこにこしてるなんて、到底私には無理だあ~~
精神病んでしまうわ。
それを具現化している布袋さまはなんて懐の深い神様なんだ・・・

怒りがこみ上げてきそうになったら、「にこにこの布袋さん」のことを思い出して、少しは冷静になれるように頑張りたいと思います!

ご真言:おんまいたれいやそわか

護国寺住所:南あわじ市賀集八幡732

七福神めぐりの楽しみ方

さて、七福神巡りをすることで色々なご利益、気づきを得られました。
ただ厄除けをするだけでなく、七福神めぐりにはいろいろな楽しみ方があります。
せっかく7つもお寺をめぐるのだから、楽しんで回りたいですよね!

ここでは七福神めぐりが何倍も楽しくなる方法をお教えします!

七福神御影入宝印帳と御尊軸、御朱印集め

 

宝印帳を700円で買えば寺院ごとにご染筆と宝印をもらえます(1寺院あたり300円)。
七つのお寺それぞれに記入してもらい、印を押してもらえる、スタンプラリーみたいな楽しみがあります。
日付のスタンプを押してもらえますので記念になりますよ。
また、可愛い七福神の絵が描かれた色紙も一寺院あたり500円で買うことができます!

私は宝印帳は買わなかったのですが、御朱印を集めていたので、全ての寺院で御朱印をもらいました♪

七福神参拝記念品集め

まず、最初に行ったお寺で奉納金一人200円を払い、ハッピー券を買います。
お寺ごとに200円必要ですが、こちらもちょっとしたスタンプラリーのようで全部回ると達成感がより増して感じられます。
お寺でハッピー券を見せると、こうした参拝記念品をもらえます。
鉛筆、メモ帳、お箸、マッチ、お花の種、ティッシュ、ろうそく、うちわなどなど。
そして、最後のお寺では福笹をもらうことができます!

家に飾っておけば災いも吹っ飛んでいくこと間違いなし。

また、この福笹、翌年には綺麗な色紙など記念品と交換してもらえます。
毎年七福神巡りをされて一年を始める方が多いみたいですね!!

お坊さん(住職さん)の祈願と法話

さて、ハッピー券を買った方限定で、お寺ごとに住職さんの祈願と法話を受けることができます。
普通、お寺や神社などで祈願・祈祷をしてもらうと5000円くらいかかるものですが、ハッピー券200円で祈願・法話が聞けちゃうなんて、お得感があります。
住職さんが参拝客の健康安寧幸せを祈願してくれます。ありがたや~!

また、さすが話し慣れている住職さんという感じで、お話がとても上手。
思わずお話しに引き込まれてしまうとともに、ウィットに富んでいて笑いを取るのも上手い。

神々の教えや由縁を聞くたびに、「あ~、私はどうだろう」とわが身の振り方を反省します。
今までの生きかたや間違った考え方、煩悩にまみれた私の考えにカツが入れられた気分です。
それだけでも、七福神巡りをする意味があったと思います。

参拝ルートと所要時間

はい、七福神というとやはり7つのお寺をめぐるわけですが、お寺は朝8時から17時までしか開いていません!

限られた時間の中で7つもめぐるとなると、相当の効率性が求められます!

そこで、オススメの参拝ルートをご紹介します。

googlemapより

上の地図のように7つの寺院が点在していますので、ルートは以下の通りにすると効率的に巡ることができます。
阪神方面からと四国方面からはちょうど逆ルートになりますね。
各ICから入り、島をぐるっと1周するイメージです。

東浦IC(阪神方面)
↓(15分)
八浄寺
↓(20分)↑
宝生寺
↓(20分)↑
智禅寺
↓(10分)↑
長林寺
↓(40分)↑
覚住寺
↓(15分)↑
護国寺
↓(5分)↑
万福寺
↑(25分)
淡路島南IC(四国方面)

所要時間は、我々の場合、10時頃に最初のお寺に行き、1寺院あたり20~30分かけて見て、最後のお寺は16時45分に入館しました。(ギリギリ!)

お寺は17時を過ぎると入れなくなってしまうので、道の混雑状況なども加味するとあまり道草をしている余裕はありません。
途中、お昼で1時間、お土産で20分くらい寄り道するのがやっとでした。

オススメ立ち寄りスポット

さて、回るのには一日かかります。
途中でお腹がすいてランチをしたり、参拝後はゆっくり温泉につかったり、なんていうのもだいご味。

そこで、立ち寄りのオススメスポットをご紹介します。

休暇村南淡路

環境省が運営しているらしい「休暇村」。
南淡路の休暇村では、温泉、足湯、ランチバイキング、などが楽しめます。
また、宿泊施設もあり、季節の食材を使った夕食付の宿泊プランも豊富!
カラオケ、テニスコートなど、レジャー施設も完備しています。

ランチバイキングのレストランからは福良湾の絶景が見渡せます。

また、無料でインターネット用パソコンを使用することもできますので、観光の調べものなどに利用できます。
Wi-fiも飛んでいます!

住所:兵庫県南あわじ市福良丙870-1

休暇村南淡路 公式HP

淡路ワールドパークONOKORO

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ここでは色んなアトラクションや施設、ジップラインアドベンチャー、ミニチュアワールドなどが楽しめます。

一日遊べる施設なので、七福神めぐりの際には利用する時間がないかもしれませんが、何と言っても、レストランが一押し!
海の見えるレストランや、お土産もの、産地直送の食材などが購入できる施設がオススメです。

淡路ワールドパークONOKORO公式HP

その他、淡路島にはいろいろなレジャー施設や宿泊施設、温泉があります!
余裕がある方はぜひ以下の施設もオススメです。

・パルシェ香りの館、香りの湯:ハーブ摘み取り体験やクラフト体験ができます。

・淡路ファームパーク イングランドの丘:コアラやワラビー、羊などの動物が飼育されています。お花も見もの。

・淡路島牧場:乳しぼり体験、バターつくり、バーベキュー施設などがあります。動物とのふれあいコーナーも!

・ウェルネスパーク五色:宿泊施設、温泉。淡路島の旬の食材を使用したレストランも!

おわりに

いかがでしたか?
淡路島は魅力いっぱい。
そんな島で、楽しみながら七福神巡りをしてみてはどうでしょうか?

祈願や法話、神々の由縁を知ることは自身の生活を振り返る良いきっかけになります。
また、7つ巡る達成感が味わえ、ちょっとした冒険気分に浸れます。

ぜひ、訪れてみてください♪

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